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アーティスト紹介

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アーティスト詳細

能楽師・観世流シテ方。観世九皐会所属。能楽協会会員。

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中所宣夫

名古屋市生まれ。謡曲を趣味とする父の影響により、子供の頃から能に親しむ。一橋大学進学後、大学のクラブ活動である一橋観世会において津村禮次郎より指導を受け、在学中に能を志し、矢来観世家当主、観世喜之師の内弟子となる。昭和63年独立。以後、観世九観世九皐会・緑泉会(津村禮次郎主宰)を中心に活動する。平成9年「道成寺」、平成17年「安宅」 を披く。 「中所宜夫能の会」を主宰し、古典作品の演能以外にも、能楽堂以外の空間を活かした 小規模公演である「能楽らいぶ」と言う形態で様々な活動を行い、他ジャンルとのコラボレーションや新しい作品の創作にも取り組む。主な作品として、宮沢賢治の世界観を表現した新しい能 「光の素足」、中原中也の言葉を用いた新しい能「中也」、アンデルセン童話に基づく子供のため の能楽劇「命の花」、薩摩琵琶とギターと能舞のための「アルハンブラ幻想」などがある。 また、能楽についての講演や、体験講座などの活動も多い。 現在、東京都あきる野市在住。稽古舞台「青流台(せいるだい)」を構え、謡曲・仕舞の指導を 初めとする普及活動に努めている。

能「光の素足」

宮沢賢治の精神世界を再現する新しい能

光の素足 国立能楽堂

宮沢賢治の「ひかりの素足」は、少年一郎が弟の楢夫とともに山仕事をしている父を訪ね、帰り道で吹雪きに遭い、死後の世界を経験して帰ってくる童話である。新作能「光の素足」はその後の一郎少年が主人公である。

山の中で少年が一人、剣舞を舞っているところに不思議な老人現れ、少年は老人に自分の悩みを打ち明ける。老人は今晩この場所にもう一度来るようにと、言葉を残して姿を消す。その夜少年が出かけていくと、不思議な光に包まれて「光の素足」が現れ、物語が展開する。

口語詩「原體剣舞連」「春と修羅」「永訣ノ朝」「雨ニモ負ケズ」、童話「銀河鉄道の夜」「ひかりの素足」そして「農民芸術概論」などの言葉・モチーフを散りばめながら、賢治の精神世界を能舞台上に再現する新しい能である。

能「中也」~詩人の面影~

中原中也の言葉を用いた新しい能

中也 詩人の面影

一月の繭蔵・能楽らいぶでの「詩人の面影」を大幅に改作、九月には福島での中也生誕百年記念祭で公演。能「中也」は、さらに意を強くし若干の改作を施し仕立て上げた渾身の一作となっている。

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